カテゴリ:相続



養子縁組前の子につき、親が縁組で兄弟姉妹になった場合の代襲相続の可否
 養子縁組前に生まれた子どもが、養子縁組によって兄弟姉妹となった親の相続権を代襲相続できるか問題となった事案で、最高裁は、二審・東京高裁判決を破棄し、「引き継げない」とする初の判断を示しました。  こちらの判決を確認しておきましょう。

お問い合せの多い遺言書の遺留分対策と遺留分侵害請求について
 最近、遺留分に関係するご相談をよくうかがいます。これには両方向からの相談があり、遺留分を考慮した遺言を作りたいという相談と、遺留分を侵害された遺言があるので遺留分を請求したいという相談があります。  ここでは両側の問題意識を整理した上で、遺留分について解説します。

遺言書の効力と遺留分〜紀州のドンファン殺人事件裁判〜
”紀州のドンファン”と呼ばれた男性の死を巡り、全財産を田辺市へ寄付する内容の遺言書の効力が民事裁判で争われるとともに、その死因について殺人被告事件となっています。これらの関係について整理しました。

”紀州のドンファン”、1審(地裁)で遺言書の有効を認める判決!
 “紀州のドン・ファン”と呼ばれる資産家による「全財産を田辺市に寄付する」という内容の遺言書に関し、親族がその有効性を争っていた裁判について、和歌山地方裁判所は、遺言書は本人の筆跡だとして有効とする判決を言い渡しました。  この判決文を見てみましょう。

「まごころ相談」サイトの相続記事の監修をしました!
”まごころ相談”サイトのアパートの相続に関する手続きや税金に関する記事の監修をしました!

ついに始まった「相続土地国庫帰属制度」!ざっくり概説!
 令和5年4月27日から「相続土地国庫帰属制度」の運用が始まりました。ただ、果たしてどこまで本当に”使える”制度か、その内容を確認しておきましょう。

How to 司法試験 · 2020/07/19
 法律の中でも、身近ながらなかなか理解し難いのが「相続」分野です。  この基本となる部分について、言語化しました。「相続」を勉強している方は、ぜひ一度ご一読ください。

令和2年7月10日から、自筆証書遺言書を法務局が保管してくれる制度が始まります。遺言書というものについて振り返りながら、この制度がつかえるのかどうか、考えてみます。